JR因美線・三浦駅=岡山県津山市=の桜が6日満開となり、写真愛好家らが”薄紅色のトンネル”をくぐる列車の撮影を楽しんでいる。
桜は1963年の駅の完成を祝って地元住民が植樹したもので駅を覆うように約20本ある。近年、撮影スポットとして人気が高まり、多くのファンらが毎年訪れている。華やかな彩りに迎えられてワンマン列車がゆっくりホームに入ってくると、その光景を収めようと、シャッター音が盛んに響いた。
訪れた人たちは歴史ある駅の風情を感じながら、春のひと時を過ごしている。