「薬と健康の週間」(17~23日)に合わせ、岡山県薬剤師会津山支部は、体験イベントを津山市河辺のイオンモール津山で開き、大勢の親子連れが多彩な催しを通じて医薬品の扱いや薬剤師の仕事について楽しく学んだ。
医薬品の正しい使用と薬剤師の役割の大切さについて知ってもらおうと恒例で企画。2階ホールで「こども調剤体験」や入浴剤づくり、野菜摂取量や肌の状態がわかる診断測定などが行われた。
調剤体験では白衣に身を包んだ子どもたちが、薬剤師に教わりながら錠剤に見立てたチョコレートやラムネ菓子を処方せんにそって袋詰めしたり、軟こうを容器に詰めていったりした。
夢は薬剤師という勝加茂小3年の影山葵衣ちゃん(8)は「病気を治すためにいろいろな仕事があることがわかってよかった」。母の小百合さん(38)は「日々お世話になっている薬剤師の仕事を身近に感じることができた」と笑顔で話していた。