家族ぐるみで歯の健康を守る普及啓発活動「たんぽぽ運動」(津山歯科医師会主催)が31日、岡山県津山市の津山歯科医療センターで開かれ、親子31組(子ども43人)が虫歯予防や歯磨きのポイントなどを学んだ。
2歳~小学3年生と保護者が7組に分かれて参加し、歯科医師3人と歯科衛生士8人が対応。乳歯についてはエナメル質が永久歯に比べて薄く、口中が酸性になると歯間や奥歯でむし歯が進行しやすいことを聞き、口周りの筋肉を鍛え、虫歯予防にもなる「あいうべ体操」をした。
この後、個々に歯の健診、フッ素塗布、むし歯になりやすいか否かのRDテストの結果説明を受けたほか、希望者にはブラッシングのアドバイスも。
7歳の長男と参加した東一宮の妹尾絵美さん(43)は「普段の歯磨きが間違っていなかったと安心できた。今の時期はアイスやジュースをとる回数が多くなっているので、仕上げ磨きをこまめにしたい」と話していた。
