本年度津山市献血推進委員会(会長・野口薫副市長、14人)が22日、岡山県津山市山北の市役所で開かれ、委員と県赤十字血液センター職員ら10人が血液の安定的な確保に向け協議した。
野口会長のあいさつに続き、事務局が昨年度の市内の実績を報告した。移動採血車による献血者は3087人で前年度を105人下回り、ここ5年は3000人前後で推移していることを説明した。
続いて▽若年層への献血協力の呼びかけ▽患者の負担を軽減させる400ミリリットル献血の推進▽広報活動の実施―などを柱にした本年度事業計画を承認。同センターからは「コロナ5類移行後も一度減少した献血者は戻らず、厳しい状況が続いている」として、協力への呼びかけがあった。
また梶岡建設梶和会のセンター所長感謝状の受賞報告が行われた。