行政相談委員の役割とは? 小学校で出前教室 6年生17人が理解深める/岡山・津山市

行政・公共 児童から寄せられた相談の結果について解説する八木委員=岡山県津山市で
児童から寄せられた相談の結果について解説する八木委員=岡山県津山市で
         

 加茂小学校=岡山県津山市加茂町塔中=で5日、「行政相談出前教室」が開かれ、6年生17人が行政の仕組みや暮らしとの関わり、地域住民たちの声を自治体などに届ける行政相談員の役割に対して理解を深めた。

 加茂支所も協力して2006年から取り組んでいる恒例の授業。岡山行政監視行政相談センターの庵谷拓史係長と津山市担当の行政相談員・八木惠三子委員らが来校し、初めに庵谷係長が「みんなが安心して暮らせるように法律で決められた内容を実行するのが県や市などの行政。行政相談員は生活の悩みや困り事の解決を手伝う」などと説明した。

 続いて八木委員がアンケート形式で事前に同校6年の児童から寄せられた「町の改善点」について現地調査して市や警察といった関係機関に現状を伝えた結果を1件ずつ丁寧に報告。「空き家が崩れそうで危険」「道路の白線が消えている」といった相談に対して「例外もあるが、個人の所有する家や土地は行政が勝手に直すことはできない」「行政が管轄する市道や県道は予算によっては対応してくれる」とケースによって対応が異なることを述べ、最後に「みなさんの気付きで住み良い地域になる。これからも気になった場所や困った事があれば相談してほしい」と呼びかけた。

 藤本蒼君(12)は「普段目にする機会がない行政の仕事についてわかって良かった。自分たちの声もちゃんと聞いてくれる機関があることも知れてうれしい」。坂手星那さん(12)は「行政相談員は地域の人たちにとって心強い存在。みんなのために一生懸命働いてくれることに感謝したい」と話していた。

行政の仕事についての説明に耳を傾ける児童
行政の仕事についての説明に耳を傾ける児童


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