西アフリカ古来の打楽器・ジャンベを使ったワークショップ「ひびく、まとまる、つながる」(津山市都市整備公社主催)が26日、岡山県津山市新魚町のベルフォーレ津山ホワイエで開かれ、親子連れ54人が軽快な音色を楽しんだ。
講師は国内外で活躍するロックユニット「真荷舟」のメンバー。ボーカル、ギターの榎田竜路さんは、アート制作を通して自己肯定感と美意識を高めていく人材育成のメディア手法「認知開発R手法」を開発し、津山東高校(岡山県津山市林田)をはじめ、各地で講師を務めている。
今回は、子どもたちが音楽で周りとの連帯感を感じ取れるようにと、パーカッショニスト・深野雄一さん、ベースの石川哲也さんも加わってセッションを実施。「姿勢を正せば良い音が出る」、「音楽に正解や不正解は無い。自由にたたいて」といった説明を聞いた子どもたちは、榎田さんらが奏でるメロディーに乗せて、思いっきり打ち鳴らした。
このほか、ジャンベと和太鼓との違いについての説明もあり、弥生小学校2年・妹尾健司君(8)は「世界にはたくさんの楽器があることがわかった。そのひとつに触れ、みんなと演奏できてよかった」と話した。
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音楽ユニットの真荷舟とのセッションを楽しむ参加者
西アフリカ古来の打楽器・ジャンベを使ったワークショップ 開催