西小学校、城西地域のまちの歴史がテーマの授業受ける

教育・保育・学校 西小学校、城西地域のまちの歴史がテーマの授業受ける
         

 西小学校(小田中)で30日、「城西地域のまちの歴史」をテーマに授業があった。4年生36人が重伝建に指定される予定の同地区の建造物などを中心に地域の魅力について学んだ。
 地域を学び愛する心を育む道徳の授業の一環として初めて行った。市歴史まちづくり推進室・乾康二さんが講師を務め、プロジェクターを使い、森忠政公が津山の町を作り、寺が集まる場所として西寺町ができたことを説明。忠政公の墓がある市内最古の寺、「本源寺」などを紹介した。
 また、大正、昭和時代に撮影された写真をスライドで見せながら、「作州民芸館(旧土居銀行本店)」や「翁橋」が当時とあまり変わらない姿のままあることを強調し、「歴史があってすてきな建物がたくさん残っているのが君たちの住む町。自分で町を歩きながら他にも良いと思える場所や建物を発見してほしい」と呼びかけた。
 西本乃唯さん(10)は「昔から景色があまり変わっていないなんてびっくりした。学校の周りには古い建物がたくさんあるから大切にしてずっと残るようにしたい」と話した。


授業を受ける児童


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