津山市立幼稚園PTA連絡協議会(安東和多留会長)は16日、公立幼稚園(つやま西、つやま東)の教育の振興・充実を図るため、環境の改善についての要望書を岡山県津山市に提出した。
内容は▽2023年以降、少子化により縮小した3歳児クラスの利用人数を以前のように戻す▽各家庭の負担を減らすため、月数回からの給食提供の実施▽通園バスの停留所を園児たちの人数や状況によって年度ごとに拡充、場所の変更など臨機応変に対応してほしい―の3項目。
2園の役員ら7人と市役所を訪れた安東会長は谷口圭三市長に要望書を手渡した後、「園児たちがより快適に園での生活を送れるように、検討していただきたい」と請願。
谷口市長、同席した有本明彦教育長は「次世代を担う幼児たちへの思いはみな同じ。良い運営をしていかないといけない」「内容を十分検討し、できるところはしっかりと取り組んでいきたい」などと答えていた。
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