岡山県美作市の吉野川河川敷でこのほど、第40回美作ふるさと祭り花火大会(同実行委主催)が開かれ、市内外から詰め掛けた大勢の家族連れらが納涼気分を満喫した。
夕方から中国銀行林野支店駐車場にテント村がオープンし、ビンゴゲームなどのイベントも盛況。歩行者天国になった川沿いの道には各種露店が軒を連ね、宵やみが迫るにつれて市民や温泉客らの人波で埋まった。午後8時、打ち上げ花火が夜空を彩ると「ワァー」「きれーい」と歓声が上がり、1200発の大輪が観衆を魅了した。
東京都の会社員男性(43)は「市内に帰省した妻と来たが、ここは間近で上がるので迫力があるし、川辺の風情もいい。ラストの連発は見事」と話した。