親向け・結婚支援者向けセミナー「〜楽しみながら結婚支援〜結婚を支える側の知識とスキル向上」(津山圏域定住自立圏主催)が29日、新魚町の男女共同参画センター・さん・さんで開かれた。参加者は結婚支援における重点などを、メモを取るなどして熱心に耳を傾けた。
津山市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町の1市5町の縁むすびサポーター、独身者の親、行政担当者など32人が参加した。
講師はコンサルティング事業などを行うスフィアロココスの代表で、結婚コンサルタントの澤口珠子さんが務めた。澤口さんは主な未婚化の原因は、活動の積極性の差、相手の考えへの思い込み、結婚希望年齢と実態との乖離の3つとし、男女の考え方のずれとして具体例を「女性は男性の経済力はそこまで必要条件と考えておらず、むしろ家事・育児の能力や姿勢を求めている」などと紹介。また、支援者側の重点として▽婚活に必要な情報を収集し、惜しみなく提供する▽本人よりも「絶対結婚できる」と信じること―などを示した。参加した60代女性(塾講師)は「具体的なデータがわかって参考になった」と話していた。
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結婚支援セミナーを受講する参加者
親向け・結婚支援者向けセミナー「〜楽しみながら結婚支援〜結婚を支える側の知識とスキル向上」