鉄道の魅力を学ぶ「姫新線でゆく親子で社会見学」(真庭市主催)が5日、真庭市勝山の中国勝山駅を出発点に開かれ、親子連れ40人が列車に乗って津山市を訪れ、観光を楽しみながら知識を深めた。
真庭市民の生活に根付く姫新線や鉄道を子どもらに知ってもらうのと同時に、沿線地域の観光振興にも役立つようにと初めて開催した。
大谷の津山まなびの鉄道館(岡山県津山市)ではワークシートが配られ、未就学児や小中学生20人は書かれている問題に挑戦。保護者と一緒に館内を見学しながらヒントを探していた。また、旧津山扇形機関車庫に収められている機関車や気動車の前で記念撮影をし、会話を弾ませる親子の姿も見られた。この後、一同は城東地区を散策するなどして満喫した。
川東小5年の松尾春希君(11)は「家の近くに線路があり、列車を見かけるので身近に感じている。いろいろ知ることができてよかった。津山の観光もおもしろかった」と語った。
観光を楽しみながら鉄道の魅力を学ぶ「姫新線でゆく親子で社会見学」(真庭市主催)/ 岡山県津山市・真庭市