津山署は11日、詐欺の疑いで、志戸部、指定暴力団山口組系組員・男性(45)を逮捕した。 調べでは、容疑者の男性は、生活が困窮する世帯を支援する県社会福祉協議会の「生活福祉資金貸付制度」のうち、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う特例貸付を利用。同制度は暴力団員ではないことが貸し付け条件の一つで、加藤容疑者は昨年6月から9月までの間、身分を隠して緊急小口資金、総合支援資金の特例貸付を申し込み、口座に現金計110万円を振り込ませてだまし取った疑い。容疑を認めている。