認知症サポーター養成講座

医療・福祉
         

 田町の4区親和会(老人会)は1日、同所の土岐家財団記念館で認知症サポーター養成講座を開いた。参加者たちは症状について知識と理解を深め、対処の仕方を学んだ。
 50〜90代の14人の会員や住民たちが参加。地域包括支援センターの看護師・小林伊津美主任が講師を務めた。
 認知症の症状が現れた人について「知られたくないという思いから、■違う■と怒ったりします」などと説明した。その上で「不安や悲しみを抱えて傷ついているのは本人。周りの人たちは自尊心を傷つけないように見守ってあげてほしい」と呼びかけた。
 修了後、サポーターの証・オレンジリングが配られた。岸信子さん(90)は「年を取るにつれ、不安が募る気持ちはよくわかる。優しくゆっくりと声をかけるなどして気持ちに寄り添っていきたい」と話した。

配られたオレンジリングをはめた参加者たち


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