谷口圭三氏(58)無現①
「西日本豪雨の災害復興や感染症との戦いなど直近の課題に対応するとともに、この4年間、住民の皆さんとの約束を進めてきたが、まだ道半ば。思いを形にし、さらなるまちづくりへの期待に応えるため再選への挑戦を決意した」
市議だった祖父の影響で、子どものころから政治家になるのが夢。「新聞を政治面から読むような子だった」という。参院議員秘書時代、作陽音大が去るまちを取材した番組を見て地元に対する思いを一層強くした。
1995年から市議を3期、2007年から県議に2回当選。2回目の挑戦となった前回市長選で初当選を果たし「津山を動かす」との決意を胸に市政運営を担ってきた。選挙戦では▽拠点都市にふさわしい都市機能の整備▽安心して子どもを産み育てられる多世代共生の津山―などを掲げ、市長報酬30%カットも継続する。
中学時代は陸上部に所属し800㍍で市で優勝、美作地区で5位になり、県大会出場。高校では軟式野球同好会で汗を流した。学生時代からビリヤードを趣味とし「関東学生選手権で準優勝した」という腕前。好物はお肉で「関東風すき焼きを自分でも調理する」と笑顔を見せる。
好きな言葉は「努力に勝る天才なし」。好きな本は『自助論』。家族は妻、東京で働く一人娘。岡山大大学院、志戸部。