2月の市長選で再選を果たした谷口圭三市長は28日、3月定例市議会の冒頭であいさつし「2期目の市政運営にあたり、住民はもとより、将来を担う子どもたちがこの地に生まれ、育ち、暮らしていることに誇りと喜びを感じられる県北の拠点都市津山の再興を成し遂げたいという思いは変わることはない」と決意を述べた。
その上で「市でも感染症の拡大や気象災害が頻発化、激甚化する中で、新たな脅威にしっかり対応できるレジリエンス(回復力)を高めるとともに、豊かさを実感しながら安心して次に続けられる持続可能性の高いまちづくりは急務となっている。地域の資源を最大限に生かし、地域循環共生圏の実現、ローカルファーストの視点に立ったまちづくり・地域づくりも欠かすことはできない」と強調。「選挙でのさまざまな叱咤(しった)激励の言葉の一つ一つを改めて思い起こしながら、10年後、20年後を見据え、希望あふれる津山の未来を創造するため、全身全霊で取り組む」と述べた。
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あいさつする谷口市長