「自然薯(じねんじょ)まつり」が1日、岡山県津山市宮尾の道の駅久米の里で始まり、ねばりの強い風味豊かな久米地域の特産品を買い求める人たちでにぎわっている。8日午前9時半からも開催し、商品が無くなり次第終了となる。
久米の里自然薯生産組合に所属する8戸の生産品を販売。この日は設けられた特設テントで、3000円代から6000円代までの化粧箱入り贈答品や、500~1500円程度の手ごろな価格のパックや袋詰めなどが並び、すでに並んで待っていた客たちが開店と同時にお目当ての品を次々と手に取り購入していった。
イベントに合わせて毎年来ているという川崎の髙橋敏政さん(77)は「県外に住むめいとおいに評判で届くのを楽しみに待っている。久米産の自然薯は味わい深くて、自分も好きだ」と笑顔で話していた。
北田修三組合長(69)は「今年は猛暑などの影響を受けて苦しかったが、味は例年と変わりなくおいしいのができたと思う。ぜひ食べてみてほしい」と語っている。
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