岡山県津山市内の高校生を対象にした「起業家精神育成セミナー」が15日、同市山下のZiba(ジバ)プラットフォームで開講し、受講生たちが夢の探求、実現への学びをスタートさせた。
学校だけでは学べない”21世紀型スキル”を身につけてもらおうと、NPO法人マルイ・エンゲージメントキャピタルが初めて企画。岡山大学起業部顧問の佐藤正和教授や部員有志らが講師を務める。
初回は津山商業、津山工業、津山の3年生5人が参加した。部員たちは「アイデアより実践。失敗を馬鹿にしないことを大事にしている」と部について説明。続いて、自身を見つめ直すための自分史を作るワークショップを行った。参加者たちは、生まれてから現在までの「モチベーショングラフ」を時間軸に沿って書き出し、上下した理由などを記述。自分を他人に発信できるきっかけにと、グループから一人ずつ挙手して発表した。
津山高校3年の菅原瑛さん(17)は「大学卒業後に起業して建築士になりたいと思い参加した。講座を通してしっかり学び、人間的にも成長したい」と話していた。
今後は8月19日、9月16日、10月14日、11月18日、12月16日に開催(午後3時半〜)。受講無料。受講生を引き続き募集しており、問い合わせは、Ziba(℡ 0868-32-8801)。