連合町内会河辺支部各種団体連合自主防犯防災協議会(坂本道治会長)の「防災マップ作成ワークショップ」が26日、国分寺の河辺公民館で開かれ、住民ら約50人が地域の防災マップ作りに着手した。今後、有事の危険個所などをまち歩きでチェックし、本年度中に仕上げる。
2023年度をめどに避難所運営マニュアル作成を目指す県モデル事業「共助による地域防災力強化総合支援業務」の一環。
講師のNPO法人まちづくり推進機構岡山の徳田恭子代表理事から防災の基礎知識を聞き、クイズ形式で意識共有を図った後、6地区に分かれて開始した。参加者たちは白地図に川や用水路、ため池などをマーキング。危険個所については、来年2月までにまち歩きを実施して確認することなどを申し合わせた。
国分寺の自営業男性(38)は「地元の詳しい地図を見て、よく知らない場所があることを感じた。子どもや高齢者ら災害弱者のために危険個所をしっかり把握したい」と話した。
同モデル事業は今後、新年度に避難所運営を含めた防災訓練を実施し、23年度に運営マニュアルを仕上げる予定。
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白地図に水路などをマーキングする参加者
連合町内会河辺支部各種団体連合自主防犯防災協議会 防災マップ作成ワークショップ
- 2022年9月29日
- 行政・公共