美作大学の学生による「子ども防災塾」が15日、美作大学付属幼稚園(岡山県津山市)で開かれ、年長児約40人が遊びを取り入れたプログラムで命を守る行動や防災知識を学んだ。
学生でつくる「みまさか防災隊」の4人が訪れ、絵本の読み聞かせなどで災害に備えることの大切さを伝えた。絵本を基に、地震の揺れから命を守るための「動物ポーズ」を実践。「ねこ」は姿勢を低くして机の下に、「はりねずみ」は机がなかった場合に首の後ろで指を組んで小さく丸まるといった具合で、みんなで体験した。
新聞紙を使ってコップやスリッパの作り方を教えたほか、防災非常食も配られた。
子どもたちは「地震が起きたら、動物のポーズをして自分の命を守りたい」と話していた。