8月5、6日に岡山県津山市で開催された第45回津山納涼ごんごまつりの事業報告会が11日、津山市役所で開かれ、実行委員会のメンバーが取り組み結果と今後の課題を谷口圭三市長に話した。同まつりは、津山の方言で河童を意味する「ごんご」にちなんで、毎年開催される夏まつり。
同実行委の武岡省吾企画部会長らメンバー6人が訪問。来場者が過去最多の約13万人を記録し、「新作を含めた約5000発の花火や多彩なイベントが好評だった」と振り返った。
踊り会場に導入した大型ミスト扇風機や、交通渋滞の緩和を目的に新設した臨時駐車場では効果が見られた一方で、2日間合わせた熱中症患者が6人、うち緊急搬送が4人と例年よりも多かったことも挙げた。
谷口市長は「毎年多くの人が楽しみにしている。今後も課題と向き合い、対策を講じたい」と述べた。