道の駅・久米の里(宮尾)の利用者が25日、600万人を突破した。オープンから約21年での達成。管理運営する第三セクター・アグリ久米では「コロナ禍の影響もさほどなく、新鮮な地場農産品やシンボルのZガンダム大型模型などが集客、リピーターにつながっている」としている。
600万人目(レジ通過)となったのは、午前10時前に家族5人で訪れた岡山市の小学2年・岸本果穏さん。田村正敏同三セク社長から記念の花束と1万円相当の特産品セットが贈られ「記念来場者と聞いてびっくり。プレゼントをたくさんもらえてうれしい」と笑顔で話した。
この日は「20周年記念〝春の大感謝祭〟」が開かれ、1000円以上の買い物客先着300人にZガンダムの絵柄をあしらった同道の駅特別記念切符、同先着500人にマリーゴールドなどの花苗がプレゼントされ、好評だった。
同道の駅は、2000年5月3日にオープン。久米青空生産組合の野菜や果物を直売する「活菜館」、特産加工食品の「仙人館」、レストラン「食遊館」があり、20年度は26万1489人(前年度比6%減)が利用し、売上約3億2000円(同4%増)。県下の道の駅(17カ所)では常に上位の人気を保っている。
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600万人目となった岸本さんら家族
道の駅・久米の里 600万人突破
- 2021年4月26日
- 経済・産業