岡山県津山市内でアヘンの原料となる成分を含んだ「アツミゲシ」 が自生しているのが目撃されている。津山署は 「育ててはいけない花なので、 町なかで見つけた際には署に問い合わせ相談してほしい」 と注意を呼びかけている。
アツミゲシは、 ケシの一種で法律で栽培が禁止されている。 観賞用に品種改良されたポピーなどとは異なり、 葉が茎を巻き込むように生えており、 形はギザギザになっているのが特徴。 美作保健所管内では、昨年は約20件の通報があり、 除去作業にあたった。
25日には、市内の空き地で一輪咲いているのを近くの住民が発見。 他にもつぼみをつけているのが複数あり、 津山署に通報した。 見つけた家族連れは 「アザミのようなギザギザの葉でチューリップのような花。2、3日前にスマホのニュースで見たのを思い出し、 確認したらそっくりだったので驚いた」 と話した。
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