鍋屋八幡神社(真庭市鍋屋)の鎮座900年祭に合わせ7日、同神社近くの遷喬小卒で、大相撲の立行事・第41代式守伊之助さん(61)=本名・今岡英樹=がしたためた色紙2枚が奉納された。
伊之助さんは同小に3年から6年生まで通った。2019年に行事の最高位・立行事に昇格。2008年と14年の地方巡業・真庭場所の開催に尽力した。
色紙は縦52㌢、横45㌢と縦45㌢、横37㌢。伊之助さんの好きな言葉「不動心」、母校の後輩力士・真庭山(17)へのエールを込めた「忍」の大書と、横綱や大関ら有名力士の名前、軍配などがかかれている。
神事には総代15人が参列。伊之助さんを含む同神社を支えてきた多くの人たちに感謝する祝詞が奏上された。伊之助さんの同窓生で総代監事の薬局経営・手島靖さん(60)=久世=は「母校の氏神に感謝していると話していた。心優しく、気配りが素晴らしい方。ありがたいですね」と話していた。
写真
式守伊之助さんが奉納した色紙(鍋屋八幡神社氏子提供)
遷喬小卒で色紙奉納
- 2021年3月13日
- イベント