岡山県津山市総社の山中の畑で、野生化したコンニャクが今年も花を咲かせた。不思議な形をした濃い赤紫色の花が目を引く。
同所の石田宣明さん(85)が耕す畑のわき。コンニャクの花が咲くのは珍しいとされ、数年前は10本ほどあったが、今年は2本。辺りには独特なにおいが漂う。
石田さんは「見た目が花とは思えないし、コンニャクの花の存在自体を知らない人も多いと思う。来年は何本咲くか楽しみ」と話していた。