全国理容連合会が定めるボランティアの日(9月第2月曜)の9日、岡山県理容生活衛生同業組合作州支部津山地区は、津山市大谷の津山まなびの鉄道館で清掃作業に励んだ。
毎年この時期に奉仕活動を行っており、理容師など15人が参加。国の近代化産業遺産に認定されている旧津山扇形機関車庫から転車台につながるレール周辺をはじめ施設のまわりに生えた雑草を取るなど、残暑の厳しい中約1時間作業に励んだ。
黒瀬良同組合常任理事・組織部長は「まなびの鉄道館は津山を代表する観光施設の一つ。他県の人たちに誇れるようにという気持ちで作業を行っている。きょうは暑い中だったが多くの人が集まってくれて感謝です」と話していた。
広報部の杉元建太さんは「これから訪れる行楽シーズンに向けて気持ちの良い汗をかくことができた。少しでも来館される人たちのためになればうれしい。森の芸術祭にもつながれば」と清々しい様子だった。
同地区は、来月にレクリエーション大会やサービス接遇マナー研修を予定している。