鏡野町立南小学校(古川)で21日、町内産ヒノキを使った学習机の組み立てワークショップがあり、6年生51人が新年度から中学校で使用する自身の机を組み立てた。
町の林業振興組織「森林づくりセンター」が一昨年開発したキット製品による取り組みで、2年目の本年度は先月から今月にかけて全7小(6年生計124人)で順次実施。
体育館で、同センター職員や木材加工業者らにアドバイスを受けながら始め、各パーツに開けられた穴にボンドをつけて木ねじを打ち込み、連結金具も付けた。底板と側板をつないだ後、天板もはめて木づちでたたき込み、ヒノキ特有のさわやかな香りが漂う中、1時間ほどで机の上部が完成。
これらは同センターで3月中に金属フレームの脚部と個々のネームプレートを取り付け、鏡野中学校(竹田)などに届けられる。
6年2組・田口伍樹君は「木ねじをまっすぐ入れるのが難しかったけれど、ぴったりはまると気持ちよかった。ヒノキがいい匂いで、4月から使うのが楽しみ」と話していた。
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中学校で使うヒノキの机を組み立てる南小の6年生
鏡野南小学校6年生ヒノキの学習机組立作業
- 2022年2月26日
- 教育・保育・学校