鏡野町「いっぷく亭」営業再開

食関連 アマゴの塩焼きが焼きあがるのを待つ来店客
アマゴの塩焼きが焼きあがるのを待つ来店客
         

 旬の山菜や新鮮な川魚を使った田舎料理が楽しめる鏡野町上斎原の食堂「いっぷく亭」が9日、今年の営業をスタートさせた。11月末まで無休で営業する。
 毎年12月から冬季休業に入り、4月の第2土曜日から再開している。10日は、県内外から家族連れらが続々と来店。いろりのそばやテーブル席に座り、うららかな陽気に包まれた田園風景を眺めながらアマゴの塩焼きなどを味わっていた。フキノトウやウドナの天ぷら、スズノコの煮物、だんご汁といったおかずがつく「いっぷく定食」も人気だったほか、とち餅、さば寿司を手土産に買い求める人もいた。
 食事をするのは4回目という岡山市の会社員・武田栞苗さん(21)は「古民家の落ち着いた雰囲気や、素朴な味の手作り料理が気に入って、家族にも勧めたほど」と話していた。
 同所は、飲食店の格付けでも有名な本「ミシュランガイド 京都・大阪+岡山」の2021年版で紹介されている。予約が必要なメニューもあり、詳しくは問い合わせ先に確認する。
 営業時間は午前9時〜午後4時。
 問い合わせは、いっぷく亭(☎442488)。

アマゴの塩焼きが焼きあがるのを待つ来店客


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