鏡野町は22日、三菱自動車工業、西日本三菱自動車販売と、災害による停電発生時などに給電機能を備えた自動車を借りられる協定を結んだ。
現行モデルは、最大で一般家庭の10日分の電力を車内のコンセントから供給できる「プラグインハイブリッドEV」など。町が昨年度購入した同様の車種の1台とともに避難所などで使用することを想定している。協定締結は県内で7自治体目という。
町役場での調印式で、山崎親男町長は「最先端の自動車。災害時になくてはならない存在であり心強い」と期待を込めた。三菱自動車工業水島製作所(倉敷市)の浜崎憲所長は「住民の安全安心につながれば」と話した。
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鏡野町が災害による停電発生時などに借りる給電機能を備えた自動車
鏡野町と三菱自動車協定