任期満了に伴う鏡野町長選、町議選が28日投開票された。町長選は、無所属現職の山崎親男氏(67)=中谷=が無所属新人で元町議の光吉準氏(64)=真加部=を破り、5選を果たした。
山崎氏は、当選が確実となった午後9時半ごろ、同町古川の特設会場で後援会員ら約20人と万歳三唱。「次の時代を担う子どもたちにも目を向けながら、福祉の充実や健康増進、基幹産業の発展、観光振興を進めたい。分かりやすさとスピード感をもって取り組む」と抱負を述べた。
光吉氏は、食とエネルギーの地産地消や農業推進などを訴えたが及ばなかった。
定数15に対して17人が立候補した町議選は、現職9人と新人6人が当選。党派は共産党1人、無所属14人となった。
投票者数はともに7534票で投票率70・93%。町長選では選挙戦となった12年前の2009年の80・66%を9・73%下回り、町議選は前回07年の72・61%より1・68%下がった。
当日有権者数は1万621人(男5046人、女5575人)。
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万歳三唱で再選を喜ぶ山崎氏(中央)
鏡野町ダブル選結果
- 2021年3月29日
- 行政・公共