山菜や川魚などを使った田舎料理が楽しめる鏡野町上斎原の食堂「いっぷく亭」が10日、今年の営業をスタートさせた。11月末まで無休。
初日の昼の時間帯は家族連れらが続々と来店し、いろりの席などに座ってうららかな陽気の田園風景を眺めながら食事を味わっていた。鳥取県倉吉市から訪れた一村正勝さん(77)は「昔ながらの農村の雰囲気と山菜をふんだんに使った料理が好き」と話した。
毎年12月から冬季休業に入り、4月第2土曜日から再開している。メニューはご飯とだんご汁にウドナ、スズノコといった旬の山菜の天ぷらや煮物がつく「いっぷく定食」、ヤマメの塩焼きなど。とち餅やクマザサ茶も販売している。
いっぷく亭は、飲食店格付け本・ミシュランガイドの最新の「京都・大阪+岡山」版でミシュランプレート分野に選ばれた。
営業時間は午前9時〜午後4時。問い合わせは、いっぷく亭(☎442488)。
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いろり席で山菜などの料理を味わう客
鏡野町上斎原の食堂「いっぷく亭」が10日 営業をスタート 田舎料理が楽しめる
- 2021年4月13日
- 食関連