鏡野町商工会の新年互礼会が10日、岡山県苫田郡鏡野町の町中央公民館であり、関係者ら約100人が産業振興に向けて決意を新たにした。
宇佐美勝正会長が冒頭「能登半島で発生した大規模な地震により、犠牲となられた方々に心よりお悔やみ申し上げる」と述べた。そのうえで「新型コロナが5類へ移行し、観光地のにぎわいが復活しつつある。ファンライド鏡野2023はコロナ禍前の規模に戻し、成功裏におえることができた。今年も規模を拡大し、多くの方に鏡野町を訪れていただきたい」と語った。
また「景気は大変厳しい状況が続き、多くの業種で先行き不透明な経営環境が続くが、このような時こそ商工会は『未来へ! 地域とあゆむ商工会』をスローガンに中小企業、小規模事業者に寄り添った伴走型の経営支援を一層強化して、多様化・複雑化する経営課題に対応していきたい」と力を込めた。
山崎親男町長ら来賓の祝辞に続き懇親に入り、「ソーラン鏡野」の踊りや食事を楽しみながら親睦を深めた。
同商工会には、町内345社が加盟している。