任期満了に伴う岡山県苫田郡鏡野町長選(3月25日、30日投開票)に、新人で元町総合政策室長の瀬島栄史氏(58)=同町土居=が16日、無所属で立候補する意向を明らかにした。同町長選への立候補は新人で元会社員の福島剛氏に続いて2人目。
記者会見で「首長交代によって政策の歩み を停滞させてはならない。国民健康保険病院の整備をはじめとした政策を引き継ぎ、住み続けたいまちづくりを町民と共に前進させたい」と出馬の動機を説明。
主な公約に、「子育て支援」「地域医療」「学校教育」の充実による魅力あるまちづくり、産業・観光振興や雇用創出による活気あるまちづくり、持続可能な財政運営などを掲げる。
会見に同席し、瀬島氏を後継候補に挙げた現職の山崎親男町長(71)は「子どもの夢、町民の希望を紡いでくれる若い世代に町政を委ねたい」と話した。
瀬島氏は、同町土居出身。法政大卒業後、同町役場に入庁し、総務課総括参事なども務めた。