満100歳をお祝い 習慣は新聞、好き嫌いもなく 「祝ってもらえうれしい」/岡山・津山市

医療・福祉 記念品を受け取る松永さん
記念品を受け取る松永さん=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市山北の松永五美さんが満100歳の誕生日(9日)を迎えるのを前に1日、同市の職員が入所先のサービス付き高齢者向け住宅・グリーンライフ津山元魚町を訪問し、長寿と健康を祝った。

 

 松永さんは1923(大正12)年、旧高田村大篠(現・大篠)に生まれ、尋常小学校を経て戦時中は陸軍部隊に配属されたが、海外出兵せずに終戦を迎えた。47(昭和22)年に結婚し、義兄が経営する東京板橋の薬品製造会社に数年勤務した後、帰郷して薬の卸業や薬局を営み、1男1女を育て上げた。現在、孫4人、ひ孫4人がいる。

 

 足腰はやや弱ったものの、目や耳も達者。新聞に目を通すのが習慣で日々、好き嫌いなく食事を楽しみながら過ごしているという。

 

 この日、木梨良祐社会福祉事務所長から市長の祝い状と肌布団が贈られ、「皆さんに祝ってもらえてうれしい。ありがとうございます」と笑顔で話した。

 

 市内の100歳以上は、松永さんを含め92人(うち女性83人)となった。


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