「津山さくらまつり」がきょう(29日)、岡山県津山市の津山城(鶴山公園)を主会場に開幕した。4月13日までの期間中、園内では太鼓の演奏や鉄砲隊の演舞、大道芸などのステージイベントのほか、花火の打ち上げ、ゲーム対戦など多彩なイベントを行う。
初日はオープニングセレモニーが表門入り口で開かれ、市民や関係者らが参加。津山情緒保存会の踊り連60人が手踊りで花を添えた。式典では松岡裕司まつり実行委員長が「過去3年連続で来場者数が10万人を超えている。今年も超えると期待している」とあいさつ。谷口圭三市長らの祝辞に続きテープカットを行い、開幕を祝った。
この日は三の丸にあるソメイヨシノの標本木が5輪以上の花を咲かせたことで市観光協会が午前9時開花宣言をした。昨年より1日、平年より3日早い。満開は4月5日ごろと予想している。

今年の主なイベントは昨年に続き同市出身の和太鼓奏者・坂本雅幸さんが所属する「神鳴KAMIーNARI」(5日)によるライブのほか、トップ大道芸人が集結する「日本大道芸フェスティバル」(4、6日)、太鼓を模したゲーム体験「夜に轟く太鼓の達人in津山城」(12、13日)などを開催。
13日は午後1時半からお笑いタレント・サンシャイン池崎さんの「スペシャルステージ」で最終日を盛り上げる。
市観光協会は「今年もまつり期間中、桜や催しを存分に楽しんでください」としている。
