津山市消防団(竹内英記団長)の年末夜警が28日から始まった。30日までの3日間、8方面隊38分団(約2000人)が各消防機庫を拠点に、地域の見回りや広報活動を行い、住民に防火を呼びかける。
初日は岡山県津山市林田の津山圏域消防組合本部で開始式があり、分団長以上の団員や同組合職員ら約60人が参加した。竹内団長は「市民の安心・安全のため、全力を持ってよろしくお願いしたい」とあいさつした。
また、同消防団管理者の谷口圭三市長と岡田康弘市議会議長が、「地域全体の防災力を高めていくことが、いま強く求められている。その最前線に立っているのが皆さんです。地域防災の要として、引き続き力を尽くしてほしい」と激励。団員たちは決意を新たにして夜警に臨んだ。