文化財防火デーに合わせ26日、岡山県津山市消防団阿波方面隊は、本殿と社叢(そう)が市指定文化財の阿波八幡神社で、防火訓練を行った。
林野火災が発生し、同神社境内まで延焼の可能性がある設定。同方面隊団員のほか、市消防団幹部団員、津山圏域消防組合職員ら計約60人が参加した。
雪が降るなか、火災の知らせを受け駆けつけた団員が、大畑水門を水利にポンプ車1台、可搬ポンプ2台、水槽2基で中継して2本のホースで放水。約30分間消火活動にあたった。
閉会式では竹内英記団長が「迅速かつ的確な運営だった。今後とも市民生活の安心・安全の確保に向けご尽力いただきたい」と述べた。
同訓練は毎年、各方面隊が持ち回りで行っている。