岡山県美作市と岡山県解体工事業協会=津山市山北= は26日、 災害時における被災建築などの応急措置に関する協定を締結した。防災を目的に県内の自治体と結ぶのは津山市、美咲、和気町に続いて4例目。
地震や風水害などが発生した時、同市の要請に応じて同協会が必要な人材や建設機械をはじめとする資機材を提供して被害の拡大防止、人命救助を目的とした初動体制を迅速かつ、円滑にする。主な内容は倒壊した建物や道路をふさぐ障害物の撤去、倒壊家屋を解体するなどして要救助者の救出活動の補助、被災建築物の応急復旧といった支援にあたる。
締結式が同市美来の市役所で開かれ、萩原誠司市長が 「解体業者は発災時だけでなく、各地域の再開発などまちづくりにおいてもお世話になっており、その高い技術と専門性が今後も重要になっていくと考えている。大切な協定を結べることに感謝を申し上げる」 とあいさつ。坂田幹夫会長(勝栄建設社長)が 「有事の際には保有する重機や車両、現場で培った専門技術が大きな役割を果たすと確信している。市と即座に連携して迅速かつ的確に随行できる体制を整え、市民の安全と安心な暮らしを守る一助となれるように取り組んでいく」 と述べた後、 両者は協定書に署名を交わした。
同協会には、県内外の解体業者や工務店など計44社が加盟し、7社が賛助会員となっている。坂田会長が理事を務める全国解体工事業団体連合会(全解工連)を通して41都道府県にある解体事業関係協会と連携して支援活動も行っている。
