阿波森林公園「グランピング」事業

行政・公共 阿波森林公園「グランピング」事業
         

 新しいキャンプとして人気が高まっている「グランピング」事業が4月から、阿波の阿波森林公園で始まる。園内キャンプ場を活用し、香川県東かがわ市で事業実績を持つ企業ダイブ(東京都)が運営。市内では初の施設で、観光地としての魅力発信や地域振興などへの効果が期待される。
 グランピングは「グラマラス(魅力的)」と「キャンピング」を組み合わせた造語。テントの設営と撤収が不要で、初心者でも手軽に楽しめる。
 同社は、豊かな自然、下水や電気などの充実したインフラ、住民のおもてなしの心といった阿波地域の〝強み〟に着目し、昨年10月に事業を提案。同公園の指定管理者である阿波養魚組合と同社が提携して実施することになった。
 テントエリア10棟を新設するほか、現在あるバンガロー5棟を改修してウッドデッキを設ける。たき火エリアを新たに設置し、野外テラスも改修する。整備費用は同社が負担し、バンガローは4月、テント5室は5月、残りの5室は6月にオープンする計画。
 2日に庄子潔社長と小椋章光組合長らが谷口圭三市長を表敬訪問。庄子社長は「阿波、津山の魅力発信やブランド力のアップに貢献したい」、小椋組合長は「若者を中心に人気が上昇しているグランピングを通じて地域を元気にしたい」と述べた。


1「グランピング」事業が始まる阿波森林公園のキャンプ場

2市長を表敬訪問したダイブの庄子社長(右)と阿波養魚組合の小椋組合長


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