老朽化のため新築移転する院庄さくらこども園=岡山県津山市=の起工式が23日、隣接する建設予定地(院庄幼稚園跡地)で行われた。2021年の4月からの使用開始をめざす。
3258平方メートルの敷地に、鉄骨2階建て1072平方メートルの園舎を建てる。教室6室や遊戯室などがある。園庭と2階をつなぐ階段は非常階段としての役割もし、子どもが安全で快適に過ごせるような設計になっている。総事業費は約2億6000万円。
保育園児100人と幼稚園児15人が利用する。2021年3月に園舎が完成し、園庭を含め全体の完成は2021年6月の予定。
式には同園の関係者ら45人が出席。飯田早苗市こども保健部長らがくわ入れをし、工事の無事や安全を祈った。阿形良崇理事長は「新築に伴い、保育環境が良くなり、こどもたちがみんな仲良く、元気いっぱいに過ごせることを頭に描いています」と話した。
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地鎮祭で祈りを捧げる出席者