木の良さにふれてもらおうと、院庄林業(武本哲郎代表取締役)は21日、山北の津山すこやか・こどもセンターに、美作ヒノキ製のベンチ2基とテーブルチェアセット1基を贈った。
建材としては利用できない素材を有効活用し製作した。ベンチ(長さ1㍍、幅25㌢、高さ45㌢)は1階の玄関に置き、市民の手続きや待合などで使用。テーブルチェアセット(長さ1㍍25㌢、幅1㍍45㌢、高さ65㌢)は3階のおやこ広場「すくすく」のおやこカフェスペースに設置した。
贈呈式で、同社の田原義彦取締役管理本部長が「日本は世界有数の森林資源を持つ国だが、まだまだ資源を有効活用できていない。使いやすい形にして、子どもからお年寄りまで幅広い世代に木の良さを感じてもらいたい」とあいさつ。飯田早苗市こども保健部長は「ありがとうございます。木のぬくもりを感じることで、津山が美作ヒノキの産地であることに誇りや愛着を持ち、心を豊かにする木育にもなると思う」と礼を述べた。
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院庄林業から寄贈された美作ヒノキ製のベンチとテーブルチェアセット