陸自日本原駐屯地で自衛官候補生の入隊式が行われた/岡山・奈義町

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 陸上自衛隊日本原駐屯地=岡山県勝田郡奈義町=で7日、自衛官候補生の入隊式が行われ、38人が国防を担う隊員への一歩を踏み出した。
 新型コロナウイルス感染防止のため来賓や家族を招かず、出席者はマスクを着用。
 中川理駐屯地司令が候補生代表の川﨑雄揮さん(20)=岡山県岡山市出身=に辞令書を交付し、岡本樹生さん(20)=岡山県倉敷市出身=が入隊を申告した。続いて、矢吹祐弥さん(30)=同=が「責任を自覚し、心身を鍛え、自衛官に必要な知識と技能の習得に励みます」と宣誓。
 中川司令は「災害派遣や国際平和協力活動など自衛隊の運用は格段に増大している。候補生として失敗を恐れず、積極的に学び、一心協力して教育訓練に精進してほしい。困難もあろうが、互いを尊重して切磋琢磨(せっさたくま)し、立派な自衛官に成長することを祈る」と式辞を述べた。
 候補生は約3カ月間、同駐屯地で基礎知識を身に付けた後、各地に分かれて専門分野の教育を受け9月末、部隊に配属される。
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宣誓する候補生代表


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