障害のある子どもと家族らが触れ合う行事「なつやすみ・まったりクラブ」の「縁日体験」(市社会福祉協議会主催)が8日、山北の市総合福祉会館で開催された。縁日の露店が再現され、親子連れ46人がゲームなどをして楽しんだ。
障害児の福祉向上などを目的に支援活動を行う「県北親の会ネット」が協力し、射的やヨーヨー釣り、輪投げなどの露店に似せた催し物を行った。マジックショーもあり、参加者らは交流を深めながら思い思いの時間を過ごした。
東小学校4年の寺坂晨司君(9)は「新型コロナウイルスの影響で、友達と遊べなかったからうれしい」。母親の悠子さん(39)は「仕事や家事で一緒に過ごせる時間が取れなかったので今日は一緒に思う存分過ごしたい」と話した。
なつやすみ・まったりクラブは夏休み中の恒例行事で30回目。今年度は7月31日から21日まで全4回、工作体験などがある。最終日は、革製品を作る体験教室を行う予定。
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射的を楽しむ子どもたち
障害児と家族のふれあい事業
- 2021年8月12日
- 教育・保育・学校