日本酒「作州武蔵」などの銘柄で知られる一宮の難波酒造で26日、「蔵開き」が始まり、新酒を堪能できる催しでにぎわっている。28日まで。
初日は午前中から待ちかねた愛飲家らが訪れ、しぼりたて生原酒の瓶詰めを買い求めたり、新酒の利き酒も人気。さらに家飲み応援用の特売セット、秘伝のかす漬け、酒かす、麹(こうじ)の販売、甘酒の振る舞いも好評だった。
夫婦で訪れた鏡野町真加部の会社員女性(40)は「しぼりたてを飲むのは初めて。香りが芳醇、口あたりまろやかでおいしい。晩しゃく用と両親にも生原酒を買った。コロナ禍なので家飲みを満喫したい」と上機嫌だった。
午前10時〜午後3時。中山神社駐車場50台が使用でき、駐車場から会場までのシャトルバスも運行している。
蔵開きは、県清酒品評会純米酒部門の県知事賞受賞記念を機に開催し6回目。
問い合わせは、難波酒造(☎270008)。
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にぎわうしぼりたて生原酒の販売コーナー
難波酒造で「蔵開き」
- 2021年2月26日
- イベント