津山市、鏡野、勝央、奈義、久米南、美咲町1市5町で構成する津山圏域定住自立圏は1日から、電子書籍貸し出しサービス「つやまエリアデジタルライブラリー」を開始した。岡山県内の図書館では初めて。
圏域内各図書館の貸し出し券が必要で、インターネットに接続できるパソコンやタブレット、スマートフォンなどを通じて電子書籍を借りて読むことができる。
3万1000コンテンツが対象。小学生、中学生、大人向けコーナーがあり、小説から専門書、児童文学、漫画など多彩なコンテンツを取り揃えている。読み上げ機能もある。貸し出しは3タイトルまで、期間は2週間、予約点数は3タイトルまで。
「つやまエリアデジタルライブラリー」は各図書館のホームページからアクセス。事務局は津山市立図書館が務める。菊入典子館長は「令和3年制定の読書バリアフリー法の理念のもと、すべての人たちに読書を楽しんでもらいたいという思いから始めたサービス。便利な機能もついていて、お手持ちのデバイスで簡単に使えるので、多くの皆さんに親しんでいただきたい」と話している。