美作地域青少年相談員連絡会の本年度総会と研修会が12日、岡山県津山市山北の市総合福祉会館で開かれ、青少年健全育成の推進に向けて決意を新たにした。
美作県民局管内の相談員ら約50人が出席。谷西史郎会長が「青少年問題が複雑化、多様化する中、相談員の地道な活動はますます重要になっており、今後とも協力願いたい」とあいさつ。
議事に移り、役員改選(任期2年)では谷西会長らを再任。本年度事業計画では▽全体・各地区(津山、真庭、美作)の研修会▽相談員制度のPR、青少年健全育成活動への参加▽わかば賞の報告、授与―などの活動を承認した。
この後の研修会では、アクティ代表取締役の石井香里さんが「子どもと信頼関係を築くコミュニケーション~アクティブリスニング~」をテーマに話し、参加者は熱心に耳を傾けた。
美作地域の同相談員は現在、計76人。青少年や保護者からの相談対応、専門機関の紹介、善行をたたえるわかば賞の推薦・伝達などの活動をしている。