60年の時を経て、青春をもう一度――。津山高校OBで16期生(1965年卒)15人によるコーラスグループ「コール十六夜」(河本秀生代表)が、2月1日の初ステージに向け、練習に励んでいる。
結成のきっかけは、昨年開かれた同窓会だった。アトラクションとして歌を披露したところ好評で、「せっかくなら続けてみよう」とグループを立ち上げた。初舞台は、岡山県津山市沼のくらやアートホールで開かれる、津山市内のピアノ教室の発表会。ゲスト出演で華を添える。
練習は、昨年の8月から大谷の中央公民館で月に2回程度行っている。講師は伴奏ピアニストの先本潤子さん。本番を控え8日は、発声練習の後、楽譜を手に歌いながら修正を重ね、穏やかなハーモニーを響かせていた。
レパートリーは「ビリーブ」「翼をください」「スタンド・アローン」の3曲。歌は初体験というメンバーもおり、「新しい生き甲斐が見つかった」と話す人も。60年以上前の時間を共に過ごした仲間と、再び共にできることを大切にしているという。衣装は手作りで、「なるべく笑顔でいこう」と申し合わせ、初ステージに臨む。
粉川誠三さん(79)=国分寺=は「80歳を前にした終活の一環。みんな本当によく頑張っている。若い人たちに、年寄りもまだまだ元気だということをアピールしたい」と話している。発表会は入場無料。コール十六夜の出演は午後1時半ごろの予定。
