音楽で”防火防災”意識を 消防音楽隊のバンドが登場 演奏だけでなく呼びかけも/岡山・津山市

行政・公共 演奏に聴き入る老人クラブ連合会女性会員たち=岡山県津山市=
演奏に聴き入る老人クラブ連合会女性会員たち=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市老人クラブ連合会の女性リーダー研修会がこのほど、市総合福祉会館で開かれ、参加者は音楽を楽しみながら防火防災への意識を高めた。

 37地区161クラブから約80人が参加。津山圏域消防組合の津山消防音楽隊有志で結成した「火消し屋ケンちゃんバンド」が招かれ、「愛燦燦」「忠義桜」といったおなじみの曲をテナーサックスやエレクトーン、電子ドラムで披露した。

 また同組合の救出活動や消火訓練の様子を映像で紹介したほか、エレキベース担当で予防課の産賀勉課長が、管内の住宅火災による死亡事故が急増している現状を説明。住宅用火災警報器について坂本九の「明日があるさ」のメロディーにのせて、「設置から10年で取り換えを」「火災になったら迷わず119番」などと呼びかけた。


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