「飛田晋秀写真展 福島の記憶 3・11で止まった町」(ふくしまっ子津山でのびのび元気回復夏休み親子保養プロジェクト実行委主催)が29日、新魚町のアルネ津山4階市立図書館前で始まった。福島第一原発事故発生から11年の間に撮影された写真が被災地の過去と現在を伝えている。8日まで。
福島県三春町在住の写真家・飛田晋秀さんの作品約40点を出展。
避難困難区域の警備状況(2012年)や富岡町の帰宅困難区域指定箇所で咲き誇るサクラ(2015年)、避難解除になったばかりの人影のない浪江町の商店街(2017年)、双葉町のプレコンバッグ中間貯蔵施設(2020年)など現地の様子を物語る生々しい写真が並ぶ。
また、被災地の子どもたちに津山に保養にきてもらう夏休み親子保養プロジェクトのパネルを展示。現地の福祉施設を支援するヒマワリプロジェクトのヒマワリの種を配布している。
問い合わせは、実行委事務局(☎090―1013―4755)。
飛田晋秀写真展