コロナ禍の影響で観光客が途絶えた城東重伝建地区の飲食店を支援する弁当販売会が13日、岡山県津山市中之町の作州城東屋敷で始まり、5店舗が腕によりをかけた計50食を地域住民が買い求めた。予約制で来月17日までの毎週水曜日と日曜日に開く。
地域での支え合いと今後の誘客につなげようと城東まちづくり協議会(小林正明会長)が企画。
初日は、季節の炊き込み弁当(gallery&Cafeさくら)、豆腐総菜弁当(早瀬豆冨店)、寿司セット(創作和食Gohandocoroがり)、日替わり弁当(麺屋ツナさん家、紬〜つむぎ〜)が各500円で提供され、注文していた熟年者らが次々に受け取りに訪れた。
上之町の女性(82)は「安いし、とてもおいしそう。私たちも助かるし、毎回違う店の弁当を頼んで少しでも売り上げの足しにしてもらおうと思う」と話した。
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城東重伝建地区の飲食店による弁当を受け取る地域住民(右)
飲食店を支援する弁当販売会が開始/岡山・津山市
- 2020年5月14日
- 食関連