河辺小学校創立150周年を記念したイルミネーションの点灯が18日、同校グラウンド(国分寺)で始まった。きらびやかな明かりが高さ30メートルの巨大ツリーを彩り、訪れた地域住民らの目を楽しませている。
樹齢約130年で県下に類を見ない大きさのヒマラヤシーダのように子どもたちが「大きな心」で光輝けるようにと市連合町内会河辺支部(坂本道治支部長)が企画。坂本建設(日上)、末沢建設(押入)、タカラ産業(国分寺)の協力で150年の節目を華やかに彩った。
初日の点灯式では、関係者や多くの保護者、児童らが集まりカウトダウン。「点灯!」の掛け声とともに約10万球の光が辺りを鮮やかに照らした。
同支部長の坂本さん(82)=日上=は「前々からの思いがみなさまの協力のおかげで形になった。この光が子どもたちの心に残り、10年後、20年後の地域の発展につながれば」と感無量の様子。
河辺から家族・友人らと来ていた石橋穂樽君(3)、河辺小3年・穂乃花さん(9)、同・王野朔玖君(9)は「とても楽しかった」「光がきれいですごい」「150周年の文字も浮かび上がって感動」と興奮気味だった。
約1カ月間点灯し、午後6~9時。
同校は10月17日に150年の節目を迎え同日記念式典を開催している。